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電機10社決算、6社が増収 テレビは採算厳しく (1/2ページ)

2008.5.15 21:23
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 電機大手10社の平成20年3月期連結決算が15日まとまった。海外の販売好調などで6社が増収となり、懸案の赤字事業を好転させるなど収益力強化も効果が表れてきた。ただ、急速な価格下落が続く薄型テレビでは、松下電器産業とシャープが利益を確保したものの、出荷台数がもっとも多かったソニーは営業赤字を余儀なくされており、厳しい戦いが続いている。

 北京五輪の需要を控え、「成長が約束された市場」(メーカー)だった薄型テレビだが、価格下落が止まらず、製造原価をどこまで低減できるかが収益確保のカギとなった。自社で中核部品のパネルを製造する松下やシャープは目標出荷台数に届かなかったが、営業利益を出した。

 21年3月期の出荷目標は松下が1100万台(20年3月期実績750万台)、シャープが1000万台(同825万台)を掲げるのに対し、ソニーは両社を大きく上回る1700万台(同1060万台)を計画する。採算面で苦しんだソニーなどは、販売増とコスト削減を進めて「利益なき繁忙」からの脱却を図る。

 長年の懸案事業を好転させた企業も多い。日立製作所が下期のハードディスク駆動装置を、NECが半導体や携帯電話を黒字転換。ソニーもゲーム部門で21年3月期に黒字化させる構えだ。

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