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日産 ゴーン流軌道修正か 「新中期経営計画」を発表
このニュースのトピックス:自動車産業
日産自動車は13日、平成24年度までの5カ年の新中期経営計画「日産GT2012」を発表した。過去の中計のように利益率や販売台数は示さず、売上高で年平均5%の成長のみ盛り込んだ。円高や材料高など経営環境の激変が、経営手法に軌道修正を迫った形だ。
中計の柱は、(1)各部門で品質改善(2)電気自動車で業界のリーダーに(3)売上高で年平均5%拡大−の3点。
具体的には、5年間で60の新車を投入▽平成22年に日米で電気自動車発売▽高級ブランド「インフィニティ」や小型商用車の販売台数を5年間で2倍に−などとし、利益率や総販売台数などの目標は出さなかった。カルロス・ゴーン社長は「強い逆風下にあり、利益目標を掲げるのは現実的でない」と説明している。
ゴーン氏が過去に打ち出した中計「日産リバイバルプラン」(12〜13年度)や「日産180」(14〜16年度)では、高い目標を掲げて収益向上につなげてきた。しかし、19年3月期決算で社長就任後初の営業減益となるなど、「コミットメント(必達目標)経営」の限界も指摘されていた。新中計では目先の数字にこだわらず、中長期的な安定成長を目指す考えだ。


