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総合化学大手4社 すべてで営業減益
このニュースのトピックス:企業吸収・合併・提携
総合化学大手4社の平成20年3月期連結決算が9日、出そろった。ナフサなど原燃料高の価格転嫁で売上高は伸びたが、価格改定時期の遅れなどでコスト増をカバーしきれず、全社が営業減益となった。
三菱ケミカルホールディングスの営業利益は前年同期比36億円のマイナス。ナフサ高騰に加え、昨年12月の鹿島事業所(茨城県)火災事故の損失と出荷減による減益が影響した。
液晶ディスプレー向け素材のアジア需要が28億円増と好調に推移した住友化学だったが、石油化学部門の採算悪化を吸収しきれなかった。
また、三井化学は原燃料高によるコスト増にアジア市況の低迷が加わり、営業利益は145億円減となった。
一方、主力の高付加価値ケミカルや繊維が業績を伸ばした旭化成は、建築基準法改正の影響で得意の建材事業が前期を下回り、営業利益は微減となった。
各社は今後も原燃料費のさらなる高騰を見込んでいる。傘下の三菱ウェルファーマと田辺製薬の合併効果を見込む三菱ケミカルを除き、21年3月期も営業利益は横ばいかマイナスを予想している。