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トップ企業襲う三重苦とは トヨタにも“潮目” (2/2ページ)
このニュースのトピックス:景気
量より質へ
トヨタは三重苦をどう克服するのか。渡辺社長は「質の向上なくして成長なし」に回答を見いだす。
米国で今月からインディアナ工場で不振のピックアップトラックや多目的スポーツ車(SUV)を減産し、ほぼ全車種で平均0・7%の値上げに踏み切る。
それ以上に力を入れるのが、“お家芸”の原価低減活動だ。鋼板の種類の削減や工法の見直しなどでコストを削減し、鋼材価格などの値上げ分を吸収したい考え。さらに、強さの源泉とされた設備投資や研究開発もそれぞれ800億円、400億円減らすという。
メーカーとしては事実上、世界最大の企業となったトヨタ。それでも、創業以来の遺伝子である「ムリ、ムダを省く地道な努力」(渡辺社長)の原点に返り、危機の克服に挑む。