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MS、ヤフー買収を断念 増額めぐり交渉決裂 (1/2ページ)
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【ワシントン=渡辺浩生】米マイクロソフト(MS)は3日、インターネットサービス大手ヤフーに対する買収提案を撤回すると発表した。MSは膠着(こうちやく)打開を目指して、総額446億ドル(約4兆7000億円)の買収提示額を約50億ドル上積みして土壇場の交渉を続けたが、折り合うことができず断念した。
MSは、1株当たり31ドルという買収提示額を33ドルに引き上げて交渉したが、ヤフーは37ドルを要望。3日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、MSのバルマー最高経営責任者(CEO)と、ヤフーのヤンCEOは3日も協議を続けたが、同日夕、MSが買収断念を書簡で伝えた。
バルマーCEOは声明で「ヤフーの要望はMSや株主にとって経済的に道理にかなうものではなかった」とした。
MSは敵対的買収も辞さない構えだったが、それではヤフーから人材が流出して、提携効果が得られないと判断した。ネット広告分野で独走するグーグルに対抗するというMSの戦略は再構築を迫られる。
一方、買収を拒否したヤフーは株主に対して効果的な代替策を示す必要があるが、今後もグーグルとの提携合意を急ぐほか、タイム・ワーナーのネット部門AOLとの合併交渉を続けるもようだ。



