ニュース: 経済・IT RSS feed
【ネットとITを語る】藤田明久 D2C社長 (1/3ページ)
【質問1】
携帯電話のインターネット接続を利用したモバイル広告市場が活性化しています。ただ携帯は画面が小さいため、アピール度が小さいという弱点もあります。今後、モバイル広告はどのような方向性に向かっていくでしょうか?
【回答】
果たして画面が小さいことは、マイナスでしょうか?
モバイル広告が画面に占める割合は、PCの広告よりもはるかに大きいのです。そして、最近はFLASHの技術により、PCとほぼ同じクリエイティブで表現が可能です。
また、もし緊急に情報を必要としている人なら、絵文字だけでも十分なのです。(実際、絵文字だけで数千万円のマンションが売れています)
だから、モバイル上の広告の認識率やクリック率は、PCのそれを上回っています。
もしかしたら、広告の中で最も近距離で見るモバイル広告が、実は1番の迫力なのかもしれません。
【質問2】
ここ数年、マスメディア4媒体(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)の広告費が減少し、インターネット広告の利用が拡大しています。中でも、携帯電話向けのモバイル広告市場がどこまで広がるか、注目されています。将来、マス広告とネット広告、モバイル広告はそれぞれどのような位置を占め、役割を果たしていくでしょうか?
【回答】
モバイルは、生活者の「24時間30cm以内」に存在します。これはマスメディアやPCには無い、モバイルだけの特徴ですね。
だから、モバイル広告は、生活者がいつ、どこにいようとも捕まえることができます。
昼間の外出中ならば、メール型の広告で欲求を引き起こし店頭で消費を発生させ、夜中のベッドの中ならば、コンテンツ型の広告でその気にさせ、そのままECサイトで消費を発生させることができます。
モバイル広告は、友達からのメールや電話と同様、行動を引き起こさせるために行われるべきです。
そして、マス広告は、これまで通り、企業名や商品名の信用力を生活者に持たせるために、
PC広告は、生活者に細かいスペックまで比較検討させるために、これからも行われていくでしょう。

