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【記者ブログ】ワークライフバランスとダイバシティ 池田証志 (1/2ページ)
「マスコミから見たワークライフバランスとダイバシティ、コーポレートコミュニケーション」とのタイトルの講演を昨日、無事終えました。
今回は、国内の企業広報担当者約85人が出席。九段会館の宴会場のようなところで、結婚式のような円卓が並ぶというちょっと意外(?)な会場でしたが、講演後のディスカッションにはぴったりなようでした。
内容的には、ワークライフバランスとダイバシティを扱うであろう記者(経済部、社会部、文化部)の性向について同業者としての見解を披露したうえで、社会部記者がそれらをどうとらえているか建前と本音を語りました。で、どのように記者にアプローチしたら記事化することができるかというアイデアの一端をご紹介しました。
講演後、主催者の方から「さすが、社会部の記者は歯に衣着せませんね」とお褒め(?)いただきましたが、私の語り口はご存じのように皮肉っぽいというか、逆説的なので、ちょっと驚いた方もいらっしゃったかもしれません。でも、せっかく、局長でも部長でもなく、現場の記者としてお呼びいただいたのだから、ソフィスティケイトされていない話し方の方がいいかなと思っていたので、私としては狙い通りにいったのかなと・・・。
ちなみに、記者にとってワークライフバランスとダイバシティを取材するさいの建前は、社会的な意義(男女共同参画、差別のない社会、生活の充実感、少子高齢化対策など)と経済的なメリット(社員満足度、心身の健康管理、雇用確保、人材開発、商品開発、イノベーション、CSRなど)の2つがあると思います。
逆に本音は、ダイバシティと言いながら、実際は次世代育成支援対策どまりだったり、障害者のノーマライゼーション程度だったり、財政面や社内規律にマイナスになったり、文化的統一性が高い日本で必要性が低かったり、といったネガティブなものです。おそらく、取り組んでいる社内にもこのような抵抗勢力があり、なかなか本来の意味でのダイバシティらしさを発揮しづらくしているのでしょう。