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【直球緩球】蓑田秀策KKRジャパン社長 邦銀と共同で長期投資準備 (1/2ページ)
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−−米大手投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が日本に進出して2年。まだ投資案件の話を聞かないが
「この2年間は、知名度向上と基礎固めの時期だった。KKRは主に大企業を対象に、事業再編などで企業の価値向上を図るプライベート・エクイティ・ファンドで、欧米に続き日本市場を重視している」
「投資期間は平均7・5年で、準備を含め1企業を10年はみる計算になる。投資家には海外の年金基金も多い。長期運用が基本で、利回り20%台を確保してきた。必然的に、日本では投資額100億円単位の大型案件を探さざる得ない」
−−具体的な投資手法は
「第三者割り当て増資で資金を提供して株主となり、企業価値向上に活用してもらう枠組みを検討している。対象企業との付き合いが長い国内銀行と組み、対応する方が円滑だと考えている。海外への進出や事業売却では、KKRのネットワークも活用できる」
−−日本で大型投資案件の発掘は難しいのでは
「なんといっても日本は世界第2の経済大国。時価総額が数千億円規模の企業が数多く、価値向上の可能性を持つ企業は少なくない。だがMBO(経営陣による自社買収)の活用が主に中堅企業にとどまるように、大企業の意識はまだ乏しい。日本市場はまだ準備段階。焦ってはいない」