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【明日に挑む】コールマンジャパン社長 リチャード・ギルフォイルさん (1/2ページ)
■キャンプの魅力伝えたい
コールマンジャパンの社長に就任して9年目を迎えますが、一貫して取り組んできたのが、「子供たちの心のケアを大切にする」会社でありたいということです。マスコミのニュースでは子供への虐待など痛ましい事件が後を絶ちません。今こそキャンプやアウトドアなど自然体験の大切さを訴えたい。
《リチャード・ギルフォイル社長は米国ワシントンDC出身。1971年からリサーチやマーケティングの仕事で日本、南米、オーストラリアなど各国を回る。92年から7年間、ジレットジャパンの社長を務め、2000年1月にコールマンジャパンの社長に就任した。日本での生活は通算35年を数え、『最近は英語の発音が心配』なほど、日本語が堪能だ》
自然の中で出合ういろいろな出来事が、子供たちの心を成長させることは世界共通の認識で、日本でも多くの専門家がその重要性を指摘しています。しかし、今の日本は子供にとって最適の環境とは言い難い。家族そろってキャンプに出かけるのが難しいだけでなく、アウトドアに出かける同級生の両親に、子供を預けることもはばかられるような地域の連帯感の希薄化も問題です。
同じ少子高齢化問題を抱える韓国に最近、営業に出かけることが多いのですが、韓国のほうがまだ家族のきずなは強く、キャンプ用品販売の手応えもあります。米国では家族そろってのキャンプは盛んですし、家の庭にはバーベキューセットがあり、家族や仲間を呼んでパーティーをする光景があちらこちらで見られます。アウトドアがコミュニケーションの道具になっています。
《同社が開催する子供たちを招待するキャンプのイベントの参加者は累計550組になった。参加した子供たちは最終日には「親や先生に自分たちが体験したことを尽きることなく話し続けたり、みんなと別れるのが嫌で泣き出す子もいる」という。同社は、雑誌や新聞広告を使って、キャンプへの参加を呼びかけたり、自然体験の重要性を訴えている》

