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【NHK】「公共放送としては当然」田久保忠衛・杏林大学大学院客員教授
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一党独裁の中国では、新華社など報道はすべて国営だ。独裁の方に向かっているロシアも、プーチン体制下で国に反する報道は難しい。
それに対し自由主義、民主主義社会には報道の自由がある。しかし、公共放送として国民の税金と受信料を使っているNHKの性格からすれば、国益を踏まえた報道は当然の仕事だ。世論を含めた、日本のマイナスにならないことを主張するのは、われわれ国民が望んでいること。古森委員長の発言に100%賛成だ。
日本の国際放送だから、国益にかなったことを言う。NHKがもし“北方領土は2島返還でよい”などと言い出したら大変だ。
国益を踏まえた報道を問題視するのは、反日的な立場に立っている。自由社会だから報道機関により視点が異なり、それを反映して報道するのは自由だが、それは国益に反している。
もしNHKが極端なほど国策を主張して報道するなら、批判されればよいし、そんな放送では外国人は見ないだろう。
BBCがフォークランド紛争の際に自国政府と距離を取ったのも、それが国益にかなうと思ったからだろう。アルゼンチンの立場に立ったわけではない。国益を守るために時には政府の考えと違うかもしれないが、長期的に国益を考えて放送すればよい。