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有機飼料がない!米の有機畜産農家ピンチ
このニュースのトピックス:企業吸収・合併・提携
【デモイン(アイオワ州)=USA TODAY(フィリップ・ブレイシャー)】有機飼料で家畜を育てる畜産業者が飼料の確保に頭を痛めている。
オーガニック・バレー・ミルクで有名なCROPP協同組合は畜産部門のラ・ファージ(ウィスコンシン州)に3年間、有機飼料を供給できる農家を探している。この協同組合は牛乳、食肉、鶏卵生産のため、合わせて1200の農場を有しており、飼料の安定的確保は極めて重要な問題だ。しかし、契約してくれる有機栽培農家がなかなか見つからない。これは、市場に出す方が利幅が大きいことと、有機栽培農家を買収して個々の畜産農家と長期供給契約を結ぶ海外資本が増えているためだという。
有機農産物は食料産業の中でも成長率が高く、2006年には市場規模が170億ドル(約1兆7000億円)になった。しかし、需要に見合った有機飼料の供給がなく、価格も上昇、有機畜産業者を圧迫している。
有機大豆の価格は3月半ば1ブッシェル(約27・2キロ)当たり25ドルと1年前の2倍になった。また、6・5ドルだった有機トウモロコシは10ドルに上がっている。
アイオワシティー近くで7000羽のニワトリを飼育するジェリー・ビーチーさんは「大豆の不足は致命的。1トン当たり400ドルだった飼料代が1000ドルになってしまった」とぼやいている。
(c) 2008, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.

