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世界最大の航空会社誕生へ デルタ、NW合併合意
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【ワシントン=渡辺浩生】米航空3位のデルタ航空と同5位のノースウエスト航空は14日、合併することで合意したと発表した。首位のアメリカン航空を追い抜き、世界最大の航空会社が誕生する。米景気減速に伴う利用客数の低迷や、原油価格高騰によるコスト高など航空業界の経営環境が厳しさを増す中、両社は合併による経営効率化で競争力維持を図る考えだ。
合併はノースウエスト株式1株に対してデルタ株式1.25株を割り当てる株式交換方式で実施。新会社名はデルタ、本社はデルタの拠点があるジョージア州アトランタに置かれ、デルタのアンダーソン最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOに就任する。
合併が両社の株主総会で承認され、独禁当局の認可を得て実現すれば、大西洋両岸を結ぶデルタの充実した航空網と、ノースウエストがアジア地域に築いた強力なネットワークが合体、年間収益350億ドル規模、航空機数800機、従業員数75000人、67カ国を結ぶ航空会社となる。
両社は、合併によって燃料価格の高騰に耐え、将来の投資も可能な効率的な経営基盤ができると判断。収益力向上やコスト削減の効果を年間10億ドルと試算する。デルタのアンダーソンCEOは声明で「競争が激化する国際市場で成長できる米国一流の航空会社を作り上げる」と強調した。
原油価格が1バレル当たり110ドルを突破し、危機感を高める航空業界の再編機運は高まっており、業界4位のコンチネンタル航空は同2位のユナイテッド航空の持ち株会社UALとの合併を交渉中とされている。

