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東芝「DVD生みの親」が退任 新世代DVDでも奮闘
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東芝で技術系トップを務めた山田尚志首席技監・上席常務待遇(65)が、3月末で退任したことが11日、分かった。山田氏は現行方式のDVDの開発を主導し、「DVDの生みの親」とも呼ばれる名物技術者。今年2月に東芝が全面撤退した新世代DVD規格「HD DVD」でも、中核となって技術開発や規格の推進を担っていた。
東芝によると、山田氏は執行役員待遇の定年である65歳になったのを機に、首席技監の退任を決めたという。今後は特別嘱託として東芝に残り、「現行DVDなどで技術陣への助言をしてもらう」(広報室)。
山田氏は、現行DVDの規格争いでは、ソニーなどの規格を退けて業界標準を勝ち取った。しかし、新世代DVDでは、ソニーなどが推す「ブルーレイ・ディスク」が優勢となり、全面撤退に追い込まれていた。
東芝は平成16年、特別な功績を残した技術者に役員と同水準の待遇をする制度を導入。山田氏は最初のそのケースとして上席常務待遇となっていた。