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【ねっと系】スクロール 多層化するネット運用 総務省・谷脇康彦氏 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:パソコン
インターネットに接続するためには実にたくさんの「部品」がかかわっている。
利用者に近いところから具体的に見ると、パソコンなどのハードウエアのほか、パソコンに搭載されたウィンドウズなどのOSや、そのOS上で動くネット接続ソフトなど一連のソフトウエア群がある。そして、パソコンは通信会社のブロードバンド回線に接続される。さらに、プロバイダー(ISP)、コンテンツ配信事業者、コンテンツ供給者(一般の個人を含む)らがそれぞれの役割を担っている。しかも、プロバイダーは自分が契約しているプロバイダーがすべてのルーティング(経路選択)を行っているわけではなく、多数のプロバイダーが直接・間接に連携しながらインターネット上のパケット流通を実現している。
このように、ネット運用はプレーヤーが多層化している。多数の関係者が意識・無意識のうちに協力しながら、利用者のインターネット利用を実現する「マルチステークホールダー(多数の関係者)」環境にある。
電話の場合、発信者から受信者までの間はすべて通信会社が担当しているので、話は比較的簡単だ。しかし多層化したネット環境では、「サイトの閲覧ができなくなった」といったネット利用のトラブルが発生した場合、その原因・責任がどこにあるのかを、利用者が自ら把握するのは難しい。プレーヤー間の責任関係についても、ルールが確立している状況にはない。