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注目のJR大阪駅北側百貨店 三越から伊勢丹主導に変更 (1/3ページ)
三越伊勢丹ホールディングス(HD)とJR西日本は8日、JR大阪駅北側に出店する百貨店の運営について、予定していたHD傘下の事業会社である三越から、JR京都駅ビルに入居する百貨店の運営で実績を持つ「ジェイアール西日本伊勢丹」に変更すると発表した。伊勢丹主導でファッション部門を特に強化する方針で、大阪・梅田での百貨店競争は一段と激化することが予想される。
新店名は「ジェイアール大阪三越伊勢丹」(仮称)で、開業予定は平成23年春。JR西日本などが建設する大阪駅新北ビル(地下3階、地上28階)の中核施設として、地下2階から地上10階部分に出店する。売り場面積は約5万平方メートル。開店後1年間の売り上げ目標は550億円以上。
ジェイアール西日本伊勢丹はJR西日本と伊勢丹の合弁会社。京都駅ビル内に入居し、平成9年の開業以来10年連続の増収を続ける「ジェイアール京都伊勢丹」を運営する。大阪の新店も商品政策などで伊勢丹色を強める可能性が高い。
運営会社を三越からジェイアール西日本伊勢丹に変更することについては今年1月、経営統合前の伊勢丹と三越がJR西日本側に申し入れた。
ジェイアール西日本伊勢丹の現在の出資割合はJR西日本と伊勢丹で約2対1。今後、100億円以上増資し、三越伊勢丹HDの出資比率を40%まで引き上げる。
三越伊勢丹HDの武藤信一会長兼CEO(最高経営責任者)は8日、大阪市内で記者会見し、大阪の新店について「グループの総力を結集して、西日本地区の旗艦店にしたい」と抱負を語った。
JR大阪駅前に、三越が単独出店をとりやめ、JR西と三越伊勢丹ホールディングス(HD)による「ジェイアール大阪三越伊勢丹」が出店することになった。店舗名に三越が入っているものの、店作りや運営は伊勢丹主導で行う。ファッションに強い伊勢丹の大阪出店の色彩が強く、「顧客の流れが大きく変わる可能性がある」(流通アナリスト)との指摘も。在阪の百貨店各社は平成23年に向けて建て替え、増床を進めているが、顧客獲得競争がより一層激化することは必至だ。