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携帯フィルタリング「利用者が選択を」 総務省が改善策
このニュースのトピックス:情報通信業界
携帯電話やPHSでインターネットの違法・有害サイトを見られなくする「フィルタリングサービス」について、総務省の検討会は2日、利用者がフィルタリング方法を選ぶ仕組みが必要−などとする報告書の素案を公表した。同省は過剰な閲覧規制が健全なサイトまで見られなくし、ネット関連産業の発展を阻害させないよう改善に乗り出す。
携帯のフィルタリングは増田寛也総務相が昨年12月、未成年者に原則適用するよう携帯電話各社に要請、本格導入された。現状は、(1)携帯会社が認定した「公式サイト」から有害性のないサイトだけ閲覧を認める「ホワイトリスト」(2)無数のサイトから有害情報を排除する「ブラックリスト」−の2方式があり、NTTドコモとKDDIはホワイトリストを適用中。
ただ、ホワイトリスト方式では一般のサイトがすべて閲覧不能となり、コンテンツ提供会社などが反発。ブラックリスト方式には有害サイトの完全な遮断が難しいという弱点がある。
総務省の「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」の報告書素案は、ホワイトリスト方式はネットの利便性を損なうと指摘。小学生から大学生まで幅広い年齢層が多様な価値観でフィルタリングを活用できる仕組みが必要とし、ブラックリスト方式を基本に利用者が選べる制度を求めた。
また、利用者やコンテンツ提供会社が有害サイトの判定に関与できる仕組みづくりも提案した。