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トヨタ、富士重に追加出資検討 提携強化へ

2008.4.2 17:56
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 トヨタ自動車が、資本提携関係にある富士重工業に追加出資する方向で最終調整していることが2日、分かった。トヨタは富士重株の8・7%を保有する筆頭株主だが、富士重が保有する自社株(金庫株)を取得し、出資比率を最大17%程度まで引き上げる。平成17年に資本・業務提携した両社だが、生産委託や共同開発など一層の協業を進めるため提携関係を強化する。

 富士重は発行済み株式の8・2%を金庫株として保有している。同社には17年まで米ゼネラル・モーターズ(GM)が20%出資していたが、提携解消でトヨタが一部を取得。富士重は残りの大半を一時的に金庫株で抱えており、金庫株の取り扱いが注目されてきた。

 トヨタがすべての金庫株を取得する場合の取得価格は200〜300億円程度。ただ、経営の独立性を保つため、役員派遣などは行わない見通し。公正取引委員会の審査を経て、早ければ月内にも合意するもようだ。

 トヨタはこれまで、富士重の米国工場で主力セダン「カムリ」を生産し、両社でスポーツカーの共同開発も模索している。しかし、新興国メーカーの台頭や原燃料高など業界を取り巻く経営環境が急変。従来の緩やかな提携関係から事業全般の提携に踏み込むことが必要と判断した。

 さらにトヨタは、51%の株をもつ子会社で軽自動車を手がけるダイハツ工業と、富士重との協業についても今後強化する方向で検討している。

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