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国産初のジェット旅客機「MRJ」事業化に自信 三菱重工業 (1/2ページ)
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三菱重工業は28日、官民で共同開発している国産初のジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」を事業化すると正式発表した。平成25年の就航を目指す。全日本空輸が25機の購入を決め、他の航空会社も購入に前向きな姿勢を示していることから、一定の受注数を確保できると判断した。国産旅客機の開発は小型プロペラ機「YS−11」以来ほぼ半世紀ぶり。
欧米航空機メーカーへの部品供給という「下請け」にとどまっていた日本勢にとり、技術革新を促すジェット旅客機への参入は官民の悲願だった。部品や素材の高度化など日本の製造業に幅広い波及効果が期待できそうだ。
三菱重工の佃和夫社長は28日、東京港区の本社で記者会見し「わが国の基幹産業の一翼を担えると信じている。これまでに約100社の世界の航空会社を回ったが、総じて高い評価を得ている」と、今後の受注獲得に自信を示した。
MRJは同型機と比べ、低燃費エンジンの採用や機体を軽くできる炭素繊維素材を多用することで、燃費を3割近く改善でき、騒音も半減が見込める。
三菱重工は事業化決定を受けて4月1日付で開発・生産・販売を担当する新会社「三菱航空機」を資本金30億円で設立し、来年中に1000億円にする。同社が約3分の2を出資し、トヨタ自動車、三菱商事、三井物産、住友商事、日本政策投資銀行なども出資する方向で、他の企業にも出資を求めている。

