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大人の“子供心”を刺激する コレクショントイ (1/2ページ)
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春雨にぬれた20日の東京・秋葉原に、熱気を体から立ち上らせる人たちの大行列が出現した。「秋葉原UDX アキバスクエア」で始まったバンダイのイベント「魂(たましい)ネイション2008」への来場者たちだ。「マジンガーZ」や「仮面ライダー」といったアニメーションや特撮で人気のキャラクターをフィギュア(人形)にした玩具の展示イベント。会場限定で販売される品々を逃すまいと、コレクターたちが大挙して押し寄せた。
「子供だったころのわくわく感を忘れずに持ち続けている人たちのための商品を出していく」。イベントの開幕に先がけ行われた19日の内覧会で、バンダイの上野和典社長は“コレクショントイ”というジャンルを手がける意義を訴えた。
74年に発売され、空前の大ヒットとなった「超合金」シリーズだが、1つが1000円以上もして、買ってもらえない子供も多かった。この「超合金」を97年に現代の技術で精密に再現して発売したのが「超合金魂」シリーズ。子供心を残した大人たちを刺激し、財布のひもを緩めさせて大ヒットした。
これ以降、バンダイでは「機動戦士ガンダム」や「聖闘士星矢」といったキャラクターを、番組以上の精密さで再現するフィギュアを続々と投入。コレクション魂をくすぐり続けてきた。
確実に市場があると見たバンダイでは、4月から11番目の事業部となる「コレクターズ事業部」を設立する。少子化に悩む玩具メーカーにとって大人市場は不可欠な分野。アニメ・特撮世代の心をとらえる商品が、今後も増えていきそうだ。
ラジコンメーカーの京商が4月18日に発売するラジコンカーの新製品「dNaNo」(ディーナノ)も、コレクション性と遊び心の両方を満たしてくれる”コレクショントイ”だ。


