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「都市伝説」基に商品化 ミルクシーフードヌードル (1/2ページ)
このニュースのトピックス:食・グルメ
「日清のシーフードヌードルを熱い牛乳で作ると、おいしいらしい」
発信源の分からない、真実味のあるウワサを「都市伝説」とよぶ。日清食品が昨年11月に発売したカップヌードルのバリエーションのひとつ「ミルクシーフードヌードル」は、まさに都市伝説の産物だ。スパゲティ・カルボナーラやクリームスープに似た洋食風の味が特徴だ。
ウワサは10年以上も前からあった。「私も、実は5年ほど前、試してみたことがあるんです」と話すのは、同商品の開発を手がけたマーケティング部第1グループ主任の梅林卓也さん。
カップヌードルのブランド価値を向上させる企画商品開発を任されていた昨年春、「意外とウマかった」という当時の感想がよみがえった。
インターネットの検索エンジンで「シーフードヌードル」と「牛乳」を入力すると、該当のホームページやブログは2万9000件余り。若者から熟年まで、幅広い年代層に支持されていた。
もはやマーケティングの必要などない。
「すでにウワサの域を越え、しっかりとした市場をもつ商品コンセプトに育っている」
そう感じた梅林さんは、すぐに滋賀県にある自社の中央研究所にスープの開発を依頼した。
◇
1971年に発売されたカップヌードルは、熱湯を注ぐだけで調理が完了するための独自技術が、カップ内に詰まっている。例えば、熱湯ですばやくほぐれるよう、めんは下の方ほどまばらに固め、底に直接置かずに、カップの中に宙づりになっている。
だが、牛乳でシーフードヌードルを作るとうまくいかない。牛乳ではめんが水分を十分に吸わず、もどりが悪い。味も塩味がきつく感じられるのだ。
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