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春闘大手一斉回答 トヨタ、松下1000円妥結 3年連続賃上げ
春闘の相場形成に大きな影響力を持つ自動車、電機、鉄鋼などの主要労組に対し、経営側は12日午前、一斉に回答をはじめた。最大の焦点となる賃上げは、春闘相場を牽引(けんいん)するトヨタ自動車が、前年と同額の月額1000円で妥結した。隔年交渉となる鉄鋼・造船重機では新日本製鉄やJFEスチールが1500円、三菱重工業が2000円の回答をした。好調な企業業績を反映し、3年連続の賃上げとなった。
低迷する個人消費の起爆剤に、と福田首相からも産業界に異例の要請があり、賃上げ水準が焦点となった今春闘。労組側は前年水準を上回る賃上げを目指したが、大半は前年横ばいの水準に留まった。これから決着する私鉄や電力、中堅・中小企業の交渉にも影響を与えそうだ。
自動車では、日産自動車は1人当たりの賃金改定原資で前年実績(6700円)を上回る7000円の満額回答。一方、1000円を要求したホンダは昨年を100円下回る800円となった。松下電器産業、東芝、三菱電機など月2000円以上の統一要求を行った電機大手の大半は、前年と同じ月額1000円の賃上げとなった。
一時金では、トヨタが253万円で満額回答したほか、日産も前年を0・1カ月上回る6・1カ月で妥結。電機も三菱電機(5・83カ月)や日立(4・91カ月)などが業績を反映して前年を上回る回答となったほか、手当てなど賃上げ以外の名目で還元する動きも広がった。
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