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【明解要解】新世代DVD戦争、終結も続く余波 (1/3ページ)

2008.3.11 08:49
このニュースのトピックスDVD

 ■HD販売継続で分かれた対応

 高画質な映像の記録に適した新世代DVDで、東芝が「HD DVD(HD)」からの撤退を決めた。ソニーや松下電器産業などが推進する「ブルーレイ ディスク」と繰り広げてきた新世代DVD規格をめぐる主導権争いは終結し、今後はブルーレイに統一される。東芝はHD機器を購入した人に対するアフターサービスの継続を強調しているが、HD機器の販売継続について家電量販店の対応は分かれており、規格争いの余波はしばらく続きそうだ。(経済部 塩原永久)

 新世代DVDが開発された背景には、テレビがアナログ放送からデジタル放送へ移行するのに伴い、高精細でデータ量が大きいハイビジョン放送が増えることがあげられる。このため、家電メーカーなどは、容量を増やした新たな記録方式が必要になるとみて製品開発を進めてきた。

 新世代DVDは、信号の読み書きに青紫色半導体レーザーを用い、現行方式のDVDの約3〜5倍の記憶容量を持つ光ディスクのこと。ブルーレイが片面1層25ギガ(ギガは10億)バイトの容量を持つのに対し、HDは15ギガバイトと少ない容量ながら、比較的安く製品化できるのが特徴だった。

 しかし、HDとブルーレイは互換性がない。規格統一を交渉したこともあったが、両陣営は結局、平成15年からそれぞれ録画再生機器を発売し、かつてビデオ市場で消費者を巻き込んだ「VHS対ベータ戦争」のような激しい主導権争いが起きた。

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