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「食料自給率への関心高める」 東北大の「3食イモ主体メニュー」に反響

2008.3.8 20:44
このニュースのトピックス通商・貿易

 東北大学の学生が1月に実施した食料輸入がストップした場合の食事メニュー体験「日本SHOCK!フェア」が全国で反響を呼んでいる。

 食料輸入が止まり、自給可能な食料で1日の食事メニューを作ると3食ともイモが主体になる。このメニューを体験し、学生に食料自給率39%という日本の危機的状況に関心をもってもらうことを狙ったイベントだ。

 4月に「食料安全保障課(仮称)」の新設を予定している農水省は、食糧自給率リポートの発行やホームページから各家庭の料理自給率を計算できるソフトをダウンロードできるようにするなど食料自給率への関心を高める努力を継続中。「言葉だけでは分からない。体験は食料自給率への関心を高める」(農水省)と期待する。

 今すぐ輸入がストップして、国内で生産可能な食料だけに限定してメニューを作ると1日996キロカロリーしか摂取できないが、メニューは、農水省が進める耕作放棄地解消策などがうまくいったことを前提に、平成27年度の食料自給率をもとに1日当たりの摂取熱量を最大化(2020キロカロリー)して作った。

 予想値をもとに作ったメニューだが、2000キロカロリーは戦後の食料難が続いていた昭和20年代後半と同水準になる。

 東北大のイベントは、イモ主体のメニューを2日間で117食を販売した。目標の100食をクリアし、体験者へのアンケートでも85%の学生が「日本の食料自給率の低さは問題だと思う」と答えた。

 イベントを企画した学生らは、「熊本市議会議員が見学に来たり、千葉県の主婦団体からの問い合わせなど全国で反響があった」と満足げ。「このメニューを福田康夫首相に食べてもらいたい」と話している。

 今後は、小学生とその親にメニューを体験してもらうイベントを市主催で開催するように仙台市教育委員会と交渉中。また、全国の大学生協にもイベント実施を働きかけていく。

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