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食意識高まり、コンビニが「コメ」メニュー強化 (1/2ページ)

2008.3.8 18:34
このニュースのトピックス流通業界

 小麦やトウモロコシなどの輸入食糧の価格高騰、中国食品への不安の高まりなどを背景に、コンビニエンスストア各社がすしやおにぎりなどのコメを使ったメニューを強化している。コメは値上がりしておらず、国産の安心感が追い風となるためだ。18日にはローソンが手巻きすしの商品数を増やすほか、セブン−イレブン・ジャパンはおにぎりをリニューアル。ファストフード店などとの競争で弁当は苦戦が続くが、コメを武器に巻き返しを図る。

 ローソンは昨秋にスタートしたすしブランド「海苔巻次郎(のりまきじろう)商店」に、銀ザケを使用した「とろサーモン巻」(360円)と「牛カルビ焼肉巻」(同)を追加する。

 同社では新潟コシヒカリを使ったおにぎりが前年比約20%増の売り上げ(平成19年度)を記録するなどおにぎり全体が好調で、手薄だったすしを強化する。

 最大手のセブン−イレブンも18日におにぎりをリニューアルする。ノリの乾燥方法を変え、パリッとした食感を打ち出す。

 コンビニの急成長を支えた弁当だが、最近はファストフード店などとの競合で低迷しており、8年連続で既存店売上高が前年割れする一因になっている。

 この一方で、コメ製品のおにぎりやすしはファストフードのメニューに載ることは少なく、コンビニが苦手な“作りたて感”も重視されない。大手チェーン幹部は「ここ数年、弁当が負け続けた分をおにぎりが補ってきた」と打ち明ける。

 また、肉類の高騰も弁当の低迷に追い打ちをかける。各社は中身の見直しなどで価格維持に懸命だが、めん類に使う小麦も値上がりしており、対応には限界がある。その半面、業務用に使われる北海道産や青森産の米(19年産)は1年前に比べ、2・5〜5%安。「米が大半を占めるおにぎりやすしはそれほど原料高に影響されずに商品開発できる」(ローソン)メリットがある。

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