ニュース: 経済・IT RSS feed
発進できるか初の電気スポーツカー、テスラ
【サンカルロス(カリフォルニア州)=USA TODAY(クリス・ウッドヤード)】電気だけをエネルギー源にした業界初の小型スポーツカー、テスラの生産が3月17日から始まる。
時速96キロまでの加速時間が3・9秒とフェラーリ並み。最高速度も200キロと優れているが、9万8000ドル(約1029万円)という高価格や独特のバッテリー・システム、バックアップ用エネルギー源を搭載しないなどを理由に実用性を疑問視する声もある。
テスラの特徴はボディーにカーボン繊維を使って軽量化(1220キロ)したことと家庭用電気で充電できる電気自動車であること。特に蓄電機能がユニークで、ノートパソコンに使われているリチウムイオン乾電池を6831個搭載している。1回の充電で353キロ走れ、電池寿命は16万キロという。
開発したのはテスラ・モーターズ(カリフォルニア州サンカルロス)。会長のイーロン・マスクさんは、インターネットを使った決済システムのペイパルの創業者。
生産は国際調達方式で行われ、電池は日本、248馬力のエンジンは台湾、シャーシは英ロータスが担当、組み立てだけがカリフォルニアで行われる。今年は400台、来年は1800台の生産計画を立てている。すでに、08年モデルに600台、09年モデルにも300台の注文があるという。
マスク会長は「電気自動車の革命になる」と自信をみせるが、ピーターセン自動車博物館(ロサンゼルス)のディック・メッサー専務理事は「ジュースがなくなれば水が必要になる。単一エネルギー源には不安がある」と指摘している。
(c) 2008, USA TODAY International. Distributed by Tribune Media Services International.
(原題)Tesla: Little electric roadster that could
(テスラ:電気小型スポーツカーが実現へ)


