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トヨタ、資本参加を検討 三菱重工の「日の丸ジェット」に
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三菱重工業が進める国産小型ジェット旅客機の開発計画に、トヨタ自動車が資本参加を検討していることが5日、明らかになった。政府などの主導で進めてきた同計画だが巨額の開発費負担が課題。豊富な資金力を持つトヨタが参画すれば、YS11以来半世紀ぶりの「日の丸旅客機」の実現に弾みがつきそうだ。
ジェット機は三菱重工が平成24年就航を目指し、「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の名前で開発中。隣国など比較的短い距離を飛び、座席数は70席超と90席前後の2種類。軽量化によって燃費を2〜3割向上させたのが特徴だ。事業化を最終決定すれば、今春にも開発や製造、販売を担う新会社を設立する方向だ。
新会社の資本金は1000億円程度とみられる。三菱重工が約6割を出資するが、トヨタを含めた国内の有力メーカーや商社、銀行などにも出資を打診していた。トヨタは100億円前後の出資を検討しているという。
航空機の開発費は、性能向上のため当初から300億円上積みされ、1500億円を見込む。うち3分の1を経済産業省が負担する方針だが、三菱重工を中心に新会社に出資する企業が一部を負担するもようだ。
中・小型旅客機の開発ではホンダや川崎重工業も計画を進めるほか、ロシアや中国も事業参入を目指しており、世界的に開発競争が激化することが予想されている。
トヨタは、ロボット開発など自動車以外の新事業を模索しており、出資が実現すれば旅客機事業へ参入する足がかりとなる可能性もある。