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ボクサー支えた長谷工コーポ「住優師」 WBCフライ級王者・内藤大助選手 (1/2ページ)

2008.3.4 10:15
このニュースのトピックスワールドスポーツ
内藤大助選手内藤大助選手

 

修行仲間との絆、今も健在 再び防衛戦へ

 戦国時代の天才軍師、真田幸村に仕えたとされる「真田十勇士」と似た響きを持つ「住優師(じゅうゆうし)」というリフォームの“専門部隊”を、マンション施工の最大手、長谷工コーポレーションが抱えている。2003年から約1年にわたって、その1人として働いていたのが、昨年10月の亀田大毅選手との対戦で初防衛を果たし、8日に2度目の防衛戦に臨む世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者、内藤大助選手(33)だ。夢に向かって走っていた時代、内藤選手を支えた同社や当時の仲間たちとの交流が、今も続いている。(伊藤俊祐)

 長谷工は01年から、自社施工で一定の築年数を経過した首都圏のマンションを対象に、建物の診断や大規模修繕後の点検などを行っている。「住優師」はこうした事業に携わるキャラバン隊だ。建設部門の技術部に属しており、現在も4人が活躍している。その中の1人が、大助選手の兄、太田義隆さん(37)だ。

 ≪ジムとの両立≫ 

 義隆・大助兄弟の父は、店舗の内装工事関連の会社を経営。兄弟も、壁や天井などを施工する内装大工の職人として働いていたが、関係者との縁があって、義隆さんは長谷工に入社。02年に「住優師」のメンバーとなった。

 その後、メンバーを補充することになり、義隆さんは、当時、自動車整備工場で働いていた弟に声をかけ、03年に契約社員として入社した。

 当時の内藤選手は、すでに日本ランキングの上位。ボクシングの練習に力を入れるため、定時に終わる仕事を探していた。内藤選手の主な仕事は、建具の調整やレンジフードの掃除など。コンクリートの性能調査といった共有部での作業にも携わった。内藤選手は「住優師」を終えた後、ジムに通い続けた。

 内藤選手は、ボクサーであることは隠していたが、仕事のときには1台の車で移動するため、同僚との話の流れで、“本職”は自然にばれた。ただ、周囲はまだ一流選手とは認識しておらず、ホームページで知り、一様に驚いたという。

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