ニュース: 経済・IT RSS feed
安くても最先端のオシャレ 日欧で火花 ファストファッション競争 (2/2ページ)
▽グローバルな競争
既に日本国内で30店舗近くを展開するスペインの「ZARA」の人気も、ブーム到来を裏付ける。約200人のデザイナーを抱え、客の要望やストリートの最新情報を即座に服作りに反映する。
他のブランドも元気。米国の「GAP」は、原宿店に世界初となる「アイコンショップ」を開設。気鋭のデザイナーを起用した限定商品などが、洗練された空間に並ぶ。
高級品と、安い品や古着などを組み合わせるのが、今どきのおしゃれで賢い着こなし。高級ブランドのジャケットにユニクロのスキニージーンズを合わせるのが最近の定番という女性会社員(28)は「流行のものはH&Mで買うつもり」と期待する。洋服好きというカメラマン(37)はGAPのパンツを愛用。「気軽に試着できてサイズが多いから便利」。奮発するのは眼鏡などの小物だそうだ。
カジュアル衣料のグローバルな競争。世界のどこにも同じような店が並び、誰もが同じような服を着ることになっていくのだろうか? 服飾研究家の深井晃子さんは「流れは加速すると思うが、最近の着物ブームのように、固有の文化を見直す動きも並行して出てくるでしょう」とみている。

