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春闘「産別労使交渉中間まとめ」 埋まらぬ溝、厳しいせめぎ合い (1/2ページ)
このニュースのトピックス:自動車産業
好調な企業業績と個人消費の低迷を背景に、労組側は強気の賃上げ要求で配分増を求めている。だが、経営側の景気の先行き懸念は依然厳しく、労使の溝は埋まらない状況だ。春闘相場をリードする鉄鋼、自動車と電機の中間状況をまとめた。
好業績を誇る自動車業界では、主要企業の大半で3年連続の賃上げが確実視され、各労組は前年実績を上回る賃上げを獲得できるかが焦点。だが、物価上昇への対応を求める組合側に対し、経営側は「国際競争力維持の観点から賃上げは難しい」との姿勢で、議論は平行線のままだ。
春闘相場に大きな影響を与えるトヨタ自動車の労使交渉では、組合側の1500円の賃上げ要求に対し、経営側は「前年実績(1000円)を上回る回答は困難」と対決姿勢を強めている。
好業績が続く鉄鋼大手の労組も、深夜勤務割増手当の引き上げなどを柱に、2年分で3000円以上の賃金改善を要求。だが、経営側は業績連動の一時金などで「年間総賃金はすでに製造業トップレベルの水準」と、慎重姿勢を崩していない。