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「蓄積映像を携帯電話で再生」KDDIが開発
このニュースのトピックス:情報通信業界
家庭で録画したテレビなどの映像を、携帯電話やパソコンを使って屋外で再生できる技術を、KDDI研究所(埼玉県ふじみ野市)が開発した。「DLNA」と呼ばれる無線のコンテンツ(情報の内容)配信規格を活用したもので、1〜2年内の商用化を目指す。
DLNAは、ハードディスク内臓のレコーダーやパソコンなどの記録装置に蓄積した映像や音楽を、無線で家庭内のテレビやステレオに配信、再生できる技術。KDDI研究所は、映像データを家庭内だけでなく、インターネット回線に乗せてKDDI側が認証した携帯電話、パソコンで視聴できるようにした。視聴できるコンテンツはアナログのテレビ放送のほか音楽、自分で撮影したビデオなど。ただ、地上デジタル放送は著作権の問題があるため配信できないようにしている。
KDDIはこれを、同社の携帯電話と固定インターネットの両方のサービスを利用するユーザー向けに、付加サービスとして有償で提供する計画。サービスを申し込むと、利用者は携帯電話やパソコンでコンテンツが受信できる専用ソフトがダウンロードできるようになる。
記憶装置内の映像を屋外のパソコンなどで視聴できる機器としては、ソニーの「ロケーションフリー」が知られているが、映像の配信元になる記憶装置の数と、配信先の端末はそれぞれ1つに限られて、スマートフォン以外の携帯電話では視聴できなかった。
一報、KDDIのサービスは、DLNAに対応した記憶装置なら、いくつでも映像の配信元になることができ、配信先も一定の上限は設けるものの、複数選べるようになる。
KDDI研究所は、来月6日に総務省などの主催によって京都府内で開かれるフォーラムで公開する。