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大日印、凸版印がデジタル技術で“美の世界” (2/2ページ)
このニュースのトピックス:情報通信業界
■作品に“触れる”
大日印は18年10月、パリのルーブル美術館と提携した「ルーヴル−DNPミュージアムラボ」を東京都品川区の「DNP五反田ビル」にオープン。ルーブルの名品1点を展示し、デジタル技術を使って作品をさまざまな角度から鑑賞する実験も行っている。
こうしたデジタル技術は、活字を使わずコンピューター上で組み版を行う「CTS」の技術導入から広がり、いまでは、電子書籍の制作や画像や映像のデジタル化、インターネットのウェブサイトの構築といった事業へとつながった。
凸版印刷も東京都文京区の「トッパン小石川ビル」に「VRシアター」を設けており、土日と祝日の月曜日には、デジタル技術で再現した北京の「紫禁城(故宮)」の映像を見ることができる。
通常の映画なら、撮影された場所しか見られないが、VRの「紫禁城」は、左右や上下に視線を振ったり、建物の内部に入っていくことが可能。緻密に表現された調度品や美術品を間近で見たり、逆に、皇帝が権勢を誇った「紫禁城」の壮大さを体感したりできると評判だ。(谷口隆一)