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宅配便でCO2削減貢献 佐川急便が新サービス
このニュースのトピックス:エネルギー問題
物流大手の佐川急便は26日、二酸化炭素(CO2)排出権付きの宅配サービス「CO2排出権付き飛脚宅配便」を6月をめどに始めると発表した。配送料金に排出権購入費を上乗せし、同額を佐川も負担して排出権を購入する。宅配サービスの一般利用者が、排出権取引に参加して地球温暖化の防止に貢献できる仕組みは初めて。一般利用者がCO2削減目標の達成に直接貢献できる仕組みにすることで、宅配便の利用拡大を狙う。
佐川急便が提携する通信販売事業者から購入する商品の配送が対象。利用者は商品を購入する際に、排出権付き宅配サービスを選ぶかどうかを決められる。配送料に上乗せする排出権代金は、荷物1個につき数円から数十円程度とする。
排出権は佐川急便が三井住友銀行を通じて購入する計画で、当初の購入量は1万トン分を予定している。購入した排出権は政府に無償提供し、京都議定書で定められた日本の温室効果ガス排出削減分の一部にしてもらう。
新サービス提供に先立ち、4月からキャンペーンを始める。ホームページで「CO2排出権付き飛脚宅配便」を申し込めば、佐川急便の全額負担で荷物1個あたりの輸送にかかるCO2排出量(平均346グラム)と同量の排出権を自動的に日本政府に無償提供できるようにする。