ニュース: 経済・IT RSS feed
超高画質、アイス釣りや全国対戦…ゲーセン最新事情 (2/2ページ)
ゲームセンターの運営は厳しさが続いている。バンダイナムコホールディングスは6日、子会社のナムコが展開する店舗の2割にあたる50〜60店舗の閉鎖を発表。ナムコと並ぶ大手のセガも100店近くを閉めた。タイトーもスクウェア・エニックス傘下に入り、年度中に40店舗を閉鎖して再構築を進めている。
若者離れに歯止めかからず→閉鎖急増
社会経済生産性本部の「レジャー白書」によると、ゲームセンターの市場は2006年、前年比100億円増の6360億円だった。
「甲虫王者ムシキング」のような、子供向けのカードゲーム機が好調だったことが要因だ。しかし、消費額が子供よりも多く、長年業界を支えてきた若者層を中心に、ゲームセンターやゲームコーナーで遊ぶ人の数は減少傾向にある。06年は、前年比10万人減の2260万人だった。
高画質の家庭用ゲーム機が登場し、格闘やシューティングといった若者に人気があったゲーセンのビデオゲームの優位性が下がり、客離れが進んだ。このため、各社とも店舗戦略の再編が課題となっている。
◇
子供に人気だったキッズカードゲーム機も、いまでは各社の相次ぐ参入により、人気が薄れがちだ。景気の失速感から個人消費も沈滞気味。ショッピングセンターの利用が減れば、ゲーセンへの集客にも影響が出る。
しかし、タイトーを買収したスクウェア・エニックスの和田洋一社長は、「現金商売の分母を持っていることは経営的に重要。家庭用とは違う入力方法が必要なゲームでも、ゲーム機としてゲーセンで展開できる」と収益面、開発面から業務用ゲーム機部門の必要性を訴える。
◇
幕張メッセで開かれた「アミューズメント・エキスポ」でも、ゲーセンならではの遊びを提供できるマシンが目立った。 キャラクターのグッズなどを獲得できるクレーンゲーム機は、家庭では再現できない。そこに、景品を見えやすくしたり、アイスのような新機軸の景品を加える。こうしたマシンを出して、目新しさをアピールする。業務用ゲーム業界は、「何度も来てくれて、長い時間いてくれるマシン」(大手メーカー)を提供していくことで、ゲーセンに人を呼び戻そうとしている。




















