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「夢をカタチに」トヨタ自動車の寺師茂樹さん 新型クラウン開発責任者 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:くるま
日本初の純国産乗用車といえば、トヨタ自動車が昭和30年に世に送り出したセダン「クラウン」。以来、半世紀以上にわたって高級車市場をリードし、国内累計販売台数は今春に500万台を超える見込みだ。
トヨタは、“王冠エンブレム”の既存車種「ロイヤル」「アスリート」を約4年ぶりに全面改良した13代クラウンを18日に投入。また、ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車も5月6日に発売する。
「まずはニュートラルな目でクラウンを見てみたい」
第1トヨタセンターの寺師茂樹エグゼクティブチーフエンジニア(53)が今回の13代を開発するにあたって最初に手がけたのが、15年に発売した12代「ゼロクラウン」の客観的な評価だった。
平成12年から北米駐在だったため、12代の開発は蚊帳の外だった。看板車種を手がけるというプレッシャーを感じながら17年に帰国すると、すぐに「アスリート」を購入。「日本で売れている」という評判を自ら確かめ、その感触を次世代車種の開発に生かしていった。
人気の高い伝統ブランドを大きく変えることには勇気がいるが、「正しい方向なら顧客はしっかりと受け止めてくれる」と確信していた。伝統を受け継ぎながら、スポーティーなデザインなど冒険的な要素を取り入れた12代目の「高次元の完成形」を目指した。