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MSのヤフー買収に現実味 ヤフー取締役会の分裂も (1/3ページ)
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米マイクロソフト(MS)による米ヤフーへの買収提案が拒否され、グーグルがヤフーへの支援を表明する一方で、ニューズ・コーポレーションも資本業務提携に名乗りを上げた。ヤフーは独立維持も含めて選択肢を模索しているが、巨大企業同士の提携には独禁当局の目も光り制約も多い。また、肝心のヤフー取締役会の分裂も始まるなど、MSのヤフー買収は現実味を増している。
■低迷への過程
「ウィンドウズ95」を投入したMSが業界に30年間君臨してきたIBMを抜き去り、パソコンとインターネットの10年間が始まった。ヤフーも時代を謳歌した代表企業の一つだ。
ネットの次の主役をメールとメディアと予測したAOLがタイムワーナー(TW)と合併。ヤフーもハリウッドからCEO(最高経営責任者)を迎え、娯楽・メディア産業への脱皮を図ったが、主役となったのは検索エンジンだった。
「グーグルという検索エンジンがすごい」
瞬く間に市場を席巻したグーグルは、2002年に始めた検索連動型広告で“金のなる木”を手にすると、倍々ゲームの急成長に入る。
MSが検索広告事業の可能性に気付いたときはすでに遅く、自身を脅かす巨人が誕生していた。
一方、メディアを目指したTWの大合併は失敗に終わり、大企業病に侵されたヤフーも深刻な業績低迷に直面する。昨年6月に創業者のジェリー・ヤン氏がCEOに復帰したが混乱は収まらず、1月29日に8・四半期連続の減益決算を発表した3日後、MSから買収提案を受けた。

