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トルコ企業が「ゴディバ買収」の波紋 14日はバレンタインデー
このニュースのトピックス:企業吸収・合併・提携
バレンタインデーに合わせて例年繰り広げられる日本のチョコレート商戦に、トルコ資本が参入する。同国の食品最大手ウルケル・グループの親会社が昨年末、高級チョコレート「ゴディバ・ショコラティエ」の買収で合意したためだ。
ウルケルはビスケット、チョコレートなど菓子類から食品、飲料まで手掛ける。ビスケットはトルコ国内シェアの62%を占め1位、「コーラ・トゥルカ」はコカ・コーラに次ぐ2位にある。菓子類はエジプトなど他の中東諸国のほか、東欧でも販路を拡大中だ。
しかしトルコ国内では「ネスレなど外国ブランドに比べ、ウルケルは二流のイメージ」(イスタンブールの大学生)があるのも事実。
ウルケルの親会社ユルドゥズ・ホールディングのクラマ最高経営責任者(CEO)は、書面インタビューでゴディバ買収の狙いについて「トルコ企業が世界中に名の知られた企業を傘下におさめたことは、トルコの評価を高める上でも非常に重要な意味を持つ」と強調する。
ウルケルはトルコのイスラム系独立企業家協会に加盟。オーナー一族はイスラム色の強いトルコの与党、公正発展党(AKP)支持で知られ、党首エルドアン首相とも太いパイプを持つ。近くイスタンブールにもゴディバ1号店を開店する計画とされる。
クラマ氏は、強い国産品志向など日本市場参入の難しさを認めながらも「ゴディバ買収を弾みに日本でも成功を収められると信じている」と述べ、進出に強い意欲を示した。(イスタンブール 共同)

