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携帯音楽プレーヤー寡占進む ソニー急伸、アップル加え8割超す (2/2ページ)
このニュースのトピックス:AV機器
一方、アップルとソニーの合計シェアが8割を超え、そのはざまで、ほかのメーカーは「2社にない持ち味が出せなければ買ってもらえない」(大手)と悩みを深める。
ケンウッドが今月発売した「メディアケグの」新機種は、ICレコーダーの機能を併せ持ち、「楽器演奏も高音質録音できる」。東芝の「ギガビート」は、無線LANを使って楽曲をダウンロードできるアイポッド「タッチ」に対抗。「タッチでは難しかった無線LAN設定を簡単にした」(企画担当者)という新型を今月投入した。
2強のシェアに割って入る戦略が求められる中で、日本ビクターは昨年の年末商戦向けの新製品を見送った。「音響面や動画機能など、前面に出す機能について議論を深めている」(広報担当者)というが、巻き返しは簡単ではない。
海外に目を向ければ、アップルのシェアは欧米各国で7割前後と圧倒的だ。携帯音楽プレーヤーは新規参入が比較的簡単で、韓国などアジア企業が日本で製品を投入した。しかし、すでに多くのメーカーが撤退に追い込まれている。今後も2強の攻防が激化し、一層の寡占化が進めば、撤退や事業再編の影がちらつくことにもなりそうだ。
(塩原永久)

