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【ニュービジネス】ヒラキ
「180円スニーカー」に代表される安さにこだわった自社企画靴販売のヒラキ(東証2部上場)が今月上旬、履き心地を高めた「新180円スニーカー」(税込み189円)を発売。合わせて、「180円ポロシャツ」「180円スクールポロシャツ」を発売するなど、低価格帯商品の充実で顧客層の拡大を目指している。
「180円スニーカー」は、平成13年11月の販売開始から累計約550万足を販売。破格の安さを実現した秘(ひ)訣(けつ)は、「ヒラキ流」と呼ばれる独自の自社一貫体制にある。海外で委託生産を行い、商社や問屋を介さず、海外メーカーと直接取引を行う。「幹部社員が自ら海外に出向き、自分の目でメーカーの実力・品質を確認し、品質を守りながら、同時に価格交渉をすることでコスト削減を実現した」(同社)。
また、業界では異例といわれた靴の通信販売も安さの原動力だ。同社の通販は、あえて自動化をせず、人海戦術で作業を進める。「お客さまにできる限り早く、そしてコストをできる限り抑える方法のひとつとして長年の経験から生み出した」(同)方法だ。
今後はポロシャツなど靴以外の日用品の強化や、女性向けブランドの展開など、顧客基盤の拡大を図る。さらなる大量発注で、「ヒラキの存在意義」と自任する常識を覆す安さを実現し、消費者への驚きと会社の持続的な成長を狙う。
▽本社=神戸市中央区▽設立=昭和53年4月▽資本金=4億3100万円▽従業員700人▽売上高=247億3500万円(平成19年3月期)