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ヤフー買収提案拒否へ MS強硬手段か (1/2ページ)
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【ワシントン=渡辺浩生】米インターネットサービス大手ヤフーの取締役会は、米マイクロソフト(MS)による総額446億ドル(約4兆7800億円)の買収提案を拒否する方針を固めた。9日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)などが報じた。MSが株式公開買い付け(TOB)やプロキシーファイト(委任状争奪戦)など強硬手段に出る可能性も出てきた。
ヤフー取締役会は、提案を検討した結果、1株当たり31ドルの買収価格は「あまりに低く見積もっている」と判断。ヤフーの株価は8日終値で29・20ドルだが、1株当たり40ドルを下回る提案には応じない構えとみられる。
ヤフーは11日に、MS取締役会へ拒否の意向を書簡で伝える見通し。MS以外の有力な対抗馬は現れておらず、グーグルとのネット広告事業の提携を含めて、引き続き単独生き残りの方策策を模索する。日本や中国の法人の持ち株を現金化することも選択肢に含まれているとみられる。
MSにとって、買収金額引き上げは120億ドル以上の追加資金が必要となるとみられ、応じる余地があるかは不透明。今月1日のヤフーあての書簡で「われわれが提案した価値をヤフー株主が実現できるよう、あらゆる手段をとる用意がある」としており、TOBの可能性も否定できない。