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WTO議長案、前回をほぼ踏襲 重要品目確保に全力
このニュースのトピックス:通商・貿易
農林水産省は9日、世界貿易機関(WTO)多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)のファルコナー農業交渉議長が示した「細目合意」の新たな議長案について、輸出制限に関する提案で日本の主張が取り入れられ「一定の進展があった」との見解を示した。
日本にとって、関税引き下げの例外になるコメなどの重要品目は、昨年7月の議長案では40〜60品目しか認められない内容だった。しかし、新提案では50〜80品目に拡大できる余地があり、農水省は「今後の交渉でなるべく多くを主張していく」との見解を示した。
ただし、それでも日本が100%以上の高関税をかけている重要品目(コメなど)の約130品目には及ばない。
新議長案は重要品目の比率を昨年7月の議長案と同じく最大6%に限定し、10%以上を求める日本にとって厳しい内容のままだった。日本が強く反対する上限関税についての言及は、引き続き見送った。
また、米国が大幅圧縮を求められている国内補助金の削減率など、交渉の核心部分の数字は前回案を全面的に踏襲した。