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三洋電機 9カ月決算で通期目標を上回る
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三洋電機が5日発表した平成19年4〜12月期連結決算(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比61・9%増の500億円、最終損益が287億円の黒字(前年同期は109億円の赤字)と大幅に改善した。ともに9カ月間で従来の通期予想を上回ったが、会見した前田孝一副社長は「円高が利益を圧迫する」として、通期予想では営業利益を50億円上方修正するにとどめた。
4〜12月期の売上高は0・2%増の1兆6886億円。主力の充電池や太陽電池が好調だったほか、昨年は苦戦したOEM(相手先ブランドによる生産)供給主体のデジタルカメラが国内を中心に伸びた。デジカメは通期で過去最高の1500万台を販売できる見込み。
通期の営業利益を550億円に上方修正したが、最終利益は4〜12月期実績を87億円も下回る従来予想の200億円のまま据え置いた。円高やサブプライム問題、充電池の主要材料であるコバルト高騰などが利益を押し下げる要因と分析しており、今年1〜3月期のみでは赤字を見込んでいる。前田副社長は「個人的にはもう少しがんばれると思うが、コンサバ(保守的)に見ている」と語った。