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三菱重工・大宮英明次期社長、国産ジェット事業化に自信
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4月1日付で社長に就任する三菱重工業の大宮英明副社長は4日、産経新聞のインタビューに応じ、今春に事業化の可否を決める初の国産ジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」について「低燃費で環境にやさしく、世界の航空会社の関心は高い。しばらくしたら(事業化決定の)朗報が伝えられるかもしれない」と述べ、“悲願達成”に強い自信を示した。また現在、3・7%の連結営業利益率(平成20年3月期見通し)を「3〜4年後に最低6%に引き上げたい」と語った。
大宮副社長は「(三菱重工の)全部門が黒字化し、業績好調の今は(MRJ事業化決定の)いい時期。今後(MRJの)70〜90人乗りの小型ジェット機の市場は確実に伸びる」との見通しを示し、航空機分野のエンジニアを大量に中途採用する方針も明らかにした。
ノウハウや経験が乏しく課題とされている航空機のメンテナンスについては「整備用部品は、世界中にスピーディーに供給できるよう海外企業と提携交渉を進めている」と語った。ファイナンスについても「(新型機の販売に伴う)下取り中古機の再販売などは商社と組む予定で、あまり心配していない」と、機体開発以外の分野も順調に進展していると自信をみせた。
また、顧客ごとに変更して製造していた各製品の仕様を標準化してコストを下げる全社活動「ものづくり革新」については「製造現場、設計に続き、来年度は調達の改革に集中的に取り組む」と述べ、取引先を巻き込んだ改革に発展させる考えだ。
(小熊敦郎)