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流通・食品業界、具体策を打ち出すも、依然「混乱」収まらず 毒餃子 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:食中毒
昨年、中国産ウナギや野菜の安全性が問題になった際も、各社は商品の生産体制の再チェックなどを行っていただけに、「今回の食中毒でお客様の不信感に追い打ちをかける」(大手スーパー)と懸念が広がる。
一方、食品大手の味の素は30日夕、子会社である味の素冷凍食品の「ピリ辛カルビ炒飯」など2商品で、問題を起こした天洋食品で加工された牛カルビ肉を使用していたことが判明。31日にも商品を回収する。また、冷凍食品大手の加ト吉も、天洋食品に製造委託した冷凍食品を自主回収することを決めた。
江崎グリコも30日、レトルト食品「DONBURI亭 かつとじ丼」約7万個の自主回収を発表した。
即席めんの具材を中国から調達している日清食品は、「上海と滋賀の食品安全研究所で農薬のチェックをしている」と安全性を強調した。ただ、「残留農薬でここまで重篤な症状が出るのか疑問」(大手メーカー)との声も聞かれる。
食品・外食業界では、中国産食材なしには成り立たないほど深く浸透しているのが現実。「中国産品に“安かろう悪かろう”のイメージが強まるかもしれないが、日本向け食材の大量・安定供給を支える上で中国産の依存度は高い」(外食産業)と苦悩がにじむ。
ある食品大手は「中国産の日本向け食品は基準が厳しくなった。今回の件は安全管理体制に取引先の商社など外部任せの姿勢があったのかも」と指摘している。
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