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【直球緩球】コマツ・野路国夫社長 アジアを軸に強気の海外投資 (2/2ページ)

2008.1.29 21:54
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コマツの野路國夫社長コマツの野路國夫社長

 −−昨年はロシアに生産拠点の設立を決めた

 「ロシアやCIS(独立国家共同体)は、共産圏時代に比べると大きな変貌(へんぼう)を遂げ、オイルマネーをインフラ整備に積極的な投資を進めるようになった。しかし、ロシアでは労働力の確保や物流の不便さなどの問題も多く、まずは生産体制の確立に全力を尽くしたい」

 −−米国市場は低迷している

 「米国市場は、7年伸びると3年下がるという10年周期で動くと予想する向きもあった。サブプライムローン(低所得者向け高金利型住宅ローン)の影響で市場の低迷が(当初予想より)1〜2年早まってしまった。ただ、米国は日本市場と違って人口が増えているため、都市化に伴う住宅投資は必然的に増えていく。2009〜10年には回復するとみている」

 −−産業機械分野で提携や買収を進めている

 「産業機械分野での協業や提携、買収はアジア市場の開拓を大きな狙いとしている。建設機械に次ぐ第2の柱に育てるため、チャンスがあれば積極的に進めたい」

 −−今後の投資計画は

 「引き続きキーコンポーネント(基幹部品)の増産を先行して進めていく。部品の自社生産比率を高めることで、建設機械の供給不足などに迅速に対応する態勢を作り上げる。部品生産は投資から生産開始まで6〜10カ月かかるので、今後もタイミングをよく見極めて決断していきたい」

 −−懸念材料は

 「6〜7年前に比べ、市場が急速に拡大しために人材不足が顕在化している。工場の自動化、IT(情報技術)化などを続けていく必要がある」(西村利也)

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コマツの野路國夫社長
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