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【明日に挑む】アクリスジャパン社長・井野智恵子さん 着る人引き立てる婦人服 (1/2ページ)
アクリスは85年の伝統を持つスイス生まれの高級婦人服ブランドです。米国が人気の火付け役となり、顧客名簿には、コンドリーザ・ライス国務長官や女優のブルック・シールズさんら著名人が名を連ねています。ブランドには「仕事ができる成熟したエリート」が愛用するというイメージがあります。
《井野智恵子社長は、イヴ・サンローラン・パルファン・ジャパンやシャネルなど、複数の外資系企業でマーケティング責任者を歴任し、昨年7月にアクリスジャパンの社長に登用された。欧米に比べ、日本ではあまり知られていないアクリスの知名度を高めることが、スイス本社から与えられた使命だ》
日本法人の設立は最近ですが、ブランドが市場に出て20年近くたちます。着心地や肌触りなど商品価値を理解した本物を知るお客さまに長く愛されています。親子2世代、3世代にわたって愛用頂いたり、3年以上着ていただくお客さまが40%を超えるなど、富裕層のなかでも品格のある婦人がメーンの顧客です。
これからアクリスの認知度を高めていくには、米国のように、顧客をビジネスウーマンたちに広げていかなければなりません。アクリスの洋服は、どこに着ていっても恥ずかしくない安心感が特徴。他の高級ブランドのように、ロゴが目立ちすぎることもなく、着る人を引き立たせます。日本では社交用のドレスなどが多かったですが、スーツなどビジネス用もアピールしていきたい。
《広告やダイレクトメールなどを使ったPR、店頭のディスプレー改革、日本向けホームページの作成など、今後、ブランド発信力を高める戦略を一歩ずつ進めていく。2004年からパリコレにデビューを果たし、「ハンドメード・イン・スイス」として世界で評価されているブランドイメージを、どう日本の消費者に伝えるかに知恵を絞る》

