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古紙偽装 17社が不正申告 業界横断的な偽装実態裏付け (1/3ページ)

2008.1.25 20:00
このニュースのトピックスニセモノ事情

 製紙会社の業界団体である日本製紙連合会は25日、都内で古紙配合率に関する会員企業の実態調査結果を発表した。コピー用紙などを製造する24社中、17社から何らかの偽装が申告された。製紙業界内で古紙偽装が蔓延(まんえん)していたことが裏付けられた格好だ。

 記者会見した製紙連の鈴木正一郎会長(王子製紙会長)は「違反の多さを残念に思う」と述べた。業界内での談合疑惑については、「(違反内容は)各社でかなり違う」と否定した。そのうえで、白色度など品質基準が高まる一方、高品質古紙の入手が困難になり、「技術の限界があった」との弁明を繰り返した。

 調査は経済産業省の要請を受け実施し、加盟企業全38社から23日までに回答を得た。昨年10〜12月の生産・出荷について質問しており、「再生紙はがき」で6社、「他者に誤解を与える製品」で13社、「グリーン購入法対象製品」で14社が不正があったと回答した(重複あり)。

 一方、製紙連から調査報告を受けた経産省は、製紙連など関係4団体に対し、在庫製品の取り扱いについて商品表示を訂正、削除して消費者を誤認させないことなどを文書で要請した。文具メーカーなど一部の顧客からは、偽装が判明した再生紙製品を返却する動きもでてきている。

 予想以上の不正に経産省は「古紙配合率の確認体制など、企業を疑ってかかる制度にする必要も含めて考えたい」(紙業生活文化用品課)と、規制強化に向け検討を始める意向だ。

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