ニュース: 経済・IT RSS feed
グーグルとドコモが提携 ユーチューブなどがiモードに
NTTドコモと米グーグルは24日、携帯電話端末を使ったネット検索サービスや地図、メール、動画配信など各種サービスの包括的な業務提携で合意した。携帯ネットサービスの草分け「iモード」で公式サイトを活用して囲い込み型事業を展開してきたドコモだが、グーグルとの提携でパソコンと同様のオープン型サービスを加速させる。
ドコモのiモードは現在、ドコモが認定した公式サイトと、それ以外の非公式サイトを分けて表示している。だが、今春をめどにiモードのトップメニューにグーグルの検索窓を設置し、公式サイト以外の一般携帯向けサイトやパソコン向けサイトの検索結果も表示する。公式サイトからの収入減をカバーするためにグーグルが提供する検索連動広告も強化する。
他にも、現在発売中の905iシリーズ2機種に組み込まれている「グーグルマップ」を、次の906シリーズから標準搭載するほか、グーグルの無料大容量メール「Gメール」や動画配信サービス「ユーチューブ」、スケジュール帳などのサービスをiモードに対応させる。グーグルが昨年発表した基本ソフト(OS)の「アンドロイド」を採用した端末開発の検討も行う。
グーグルへの導線を強化することで、ドコモは検索連動広告の収入のほか、パソコンのグーグルサービスに慣れ親しんだ層を取り込むなど総合的な収入増を目指す。
辻村清行常務は、「検索サービスの世界最大手のグーグルと、ドコモのモバイルインターネットで、より革新的なサービスを提供し、インターネットのモバイル化を目指したい」と話した。
グーグルはすでに、KDDI(au)向けにも検索やGメールサービスを提供しているが、オミッド・コーデスタニ上級副社長は「われわれの目的はインターネットユーザーにできるだけグーグルのサービスを提供すること。パートナーごとに革新的なサービスを提供したい」と話した。

