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【明解要解】BSデジタルの課題 新局増加、ハード面追いつかず (2/3ページ)
このニュースのトピックス:テレビ局
J:COM広報部は「周波数の帯域に余裕がなく、2局を追加できていない。チャンネル同士の干渉が生じるので間隔を詰めることも難しい」と事情を明かす。2局の開局当日には同社に約500件、翌日も約100件の苦情や問い合わせがあったという。
BSイレブンを運営する日本BS放送の二木啓孝取締役は「大人向けの質の高い番組作りをする一方、アニメ番組の反響もいい。一部のケーブルテレビで映らないのはしっくりこない」と気をもんでいる。
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チャンネル数は将来、大幅に増加する見通し。総務省は、BSアナログ放送が23年までに終了して空く周波数と、未使用の周波数を活用し、BSデジタル放送の新規参入を認める方針だ。数十の新チャンネルが可能になるという。
多チャンネル化について、局の間では、過当競争による収益の悪化も懸念されている。
これに対し、BSフジの北林由孝社長は「(視聴者やスポンサーの)パイを奪い合うのではなく、パイを大きくするのが先決で、BSデジタルがにぎやかになるのは歓迎。いい番組を作ればスポンサーも増える」と前向きな見方を示す。
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ただ、総務省衛星放送課によると、23年以降に新規参入する局はデータの圧縮方式が既存のBSデジタルとは異なる可能性があり、その場合は、現在、店頭に並ぶ最新のテレビでさえ視聴できず、さらに新規格のチューナーが必要となる。多チャンネル化というと聞こえはいいが、視聴者側に新たな負担が生じかねない。

