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マック独り勝ち 次々新手の戦略が奏功 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:流通業界
原材料価格の高騰にあえぐ外食業界で、日本マクドナルドホールディングス(HD)が“独り勝ち”を続けている。平成19年6月から全国チェーンでは初となる地域別価格制度による実質値上げに踏み切り、年間を通じて毎月、過去最高の売上高を記録した。値上げしても、それ以上に売り上げが落ち込み、元も子もなくなるケースは多いが、次々に新たな手を繰り出し、消費者の“納得感”を満足させる戦略が奏功した。
(西川博明、松岡朋枝)
「あの時導入していなかったら…。正しい判断だったと思っている」
日本マクドナルドの原田泳幸・社長兼CEO(最高経営責任者)は、食品値上げの動きが広がるなか、先手を打った経営判断に自信を深めている。
同社は、全国一律の「ワンプライス」という全国チェーンの不文律を破り、地域別価格制度を昨年6月下旬から順次導入。賃料や人件費の高い都市部の店舗で値上げ、地方は値下げしたが、全店舗のうち約9割が値上げとなった。