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CFSの経営統合案、臨時株主総会で否決
このニュースのトピックス:流通業界
「ハックドラッグ」を展開するドラッグストア大手、CFSコーポレーションは22日、静岡県沼津市で臨時株主総会を開いた。会社側は調剤薬局大手、アインファーマシーズとの経営統合案を提案したが、筆頭株主のイオンなど株主の3分の1以上が反対し、否決された。株主価値を毀損するなどとして委任状争奪戦を展開したイオンとしては、グループ企業の離脱でドラッグストア事業が行き詰まる事態は避けられた。ただ、CFSの今後の出方には不透明な部分も残っている。
CFSはイオンのドラッグストア連合「イオン・ウエルシア・ストアーズ」に参加。しかし昨年10月、アインとの経営統合を発表し、調剤併設型ドラッグストアで生き残りを図ると主張した。
一方、CFSが離脱すればドラッグストア事業の停滞は避けられないイオンは株式交換比率などを理由に反対。両社は他の株主の賛同を求める委任状争奪戦に突入した。イオンは株主向け説明会を開催したほか、卸やメーカーなどの法人株主に積極的な勧誘を行った。
CFS株は約25%を創業者などが保有し、OBや取引先企業などの安定株主も多い。当初はイオン側に不利との見方もあったが、最終的にCFSを支持するとされていた取引先企業などからイオンに賛同する株主が出た。CFS経営陣は自身の進退も含め、戦略の練り直しを迫られる。